甘いものとコーヒー、幸せですよね。
おやつの時間、大好きです。
好きだからお菓子を作る仕事についてたのもまた事実。
でもね。
気付いてしまったんですよ、白砂糖はなかなかのマイルドドラッグってことに。確かにお菓子屋さんで働いてた時、体壊しがちでしたもん。思えばあの頃アレルギー性鼻炎が悪化していったな・・・。 うの@uno44648785です。
白砂糖については次回まとめることにして、砂糖が悪いってわかっても、それでもやっぱり甘いもの食べたい!!そこですよね。
砂糖を使わずに、甘い・・・・。さて、どうしたものか・・・・?そうだ!日本には昔から甘酒ってものがあるじゃないか!
そんな不純?煩悩だらけ?な動機で甘酒を作るようになりました。
砂糖代わりだから、お粥ではなく、もちを使ってさらに甘く!お正月のおもち、残ってませんか?甘酒にしちゃいましょう!
甘酒はなぜ甘くなる?
糀に含まれている酵素アミラーゼは、デンプンをハサミで切るように分解して、ブドウ糖を生成します。
そしてご飯ともちのデンプンには、アミロースとアミロペクチンという成分が存在しています。二つの構造の違いが味の差を生んでいくんですよ~。面白いですよね。
さらーっとした理解で充分です。
アミロースは紐みたいな形で、見た目が複雑ではないんです。
アミロペクチンは、紐みたいなんだけど迷路のように枝分かれして、複雑な感じです。
もち甘酒が普通の甘酒より甘い理由はデンプンの違い
普通のご飯のデンプンは、ご飯に含まれる全デンプンの15~25%アミロース、残りのデンプンの75~85%アミロペクチンが含まれています。
一方、もち米はデンプンの成分がほぼ全部アミロペクチン。
アミロースとアミロペクチン毛糸でイメージすると、アミロペクチンの方が編まれているだけ複雑になり、アミラーゼが分解する量が増えます。つまり、アミラーゼが分解していく数の多さ=甘味が強くなるわけです。
実際食べると、普通の甘酒を飲むと「甘~い・・・。(なんかホッとする感じ)」に対して、もち甘酒は口に入れると「あっま!」と言葉で自然と出るくらい違います。
もち甘酒作りは、ヨーグルトメーカーにお任せ!
今では二週間に一回くらいの頻度で作る甘酒。めんどくさいと感じるようでは続きません。
瓶いっぱいに出来るくらいの材料は、もち4個(普通の切りもち)、小さな片手鍋、もちがひたひた被るくらいの水、糀(200gくらいかな?)それだけ。
いろいろな作り方を見て、自分が一番簡単と思えるやり方でやるのが一番。じゃないと、やめちゃいますからね。
糀を入れるときに温度計は必要です。発酵はヨーグルトメーカーにお任せで作ってます。
甘酒の作り方
①もちをそのまま鍋に入れ、ひたひたになるくらいより少し多めの水を入れ、弱火でドロドロ(液状)になるまで煮る。
②55~60℃になるまで冷ましたら、ばらした糀を入れて混ぜる。(糀の量は全体に良い感じで適当に、大体200g入れてます)
③ヨーグルトメーカー付属の容器に入れ、57℃で11時間(糀が居心地いい温度で元気よく活動してもらうため)にセットし、たまに容器を振って混ぜる。完成までに三回くらい振ってます。
④煮沸消毒した瓶に入れて、完成!冷蔵庫で保存。
甘酒を砂糖の代用として使うなら
砂糖の二倍甘酒を使う
そのまま食べるとかなり甘いと感じる、もち甘酒。
だけど、料理に使うと「え、全然甘くない!?」と感じます。
普段使ってる砂糖ってどんだけだったんだ!って知る瞬間でもあります。
答えは簡単で、今まで使ってた砂糖の二倍甘酒を入れてみてください。足りなければ、また都度調整しながら。
糀の米粒が気になる時は、フードプロセッサーへ
私はそのまま使ってますが、いかにも甘酒!って米粒が気になる方はフードプロセッサーでなめらかにすると気になりません。
まとめ
甘酒を砂糖代わりにするようになったからといって、家に砂糖がないわけではありません。
でも、使う砂糖が変わってきてます。裏を見て少しでも栄養のあるものを買ってます。
すべてを良い品質のものにしたり、取り寄せたりともなるとそれなりにお金もかかります。
こうであらねばならぬ!よりも、いつもの生活で出来る事をして、小さな積み重ねで体に良いものを取り入れる。こんなスタンスでも体調はだいぶ変化しました。
特に生理前は、顕著に出ますね。
甘いものがすごく食べたくなったりしてたり、イライラしやすかったのが、激減。
砂糖を甘酒で代用する機会を増やす生活。残ってるもちがあるなら、チャレンジしてみませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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